ドラマー道を究める

| コメント(0) | トラックバック(0)

こんにちは。テープ起こしACNの吉井です。whiplash.png
もうすっかり春めいてきたと思ったら、ここ数日はいきなり真冬の寒さに逆戻りですね。
もうそろそろヒーターのいらない生活をしたいです。

最近つくづく思うのですが、映画好きにとって、今はいい時代になったと思います。
映画館に足を運ばずとも、最新作以外はネット配信でいろんな映画が観られるのですから。
以前はよく映画のレンタルDVDなんかも利用していたものですが、借りに行く必要もありません。

私はアマゾンプライムの会員ので、無料で観られるタイトルもたくさんあります。
観たい映画はたくさんありますが、週末だけでは観る時間が足りない状態です。
そんななか、以前がら気になっていた1本を観ましたので、ご紹介いたします。

タイトルは「Whiplash(邦題 セッション)」です。

Whiplashとは「むちで打つ、痛めつける」という意味だそうです。
ご覧になった方はお分かりだと思いますが、とにかく鬼教官フレッチャーのスパルタぶりに圧倒されます。
そのえげつなさは、星一徹なんかとはまるで比べものになりません。

ジャズドラマーになる夢を持つニーマンは、アメリカの名門音楽学校シェイファー音楽学校に進学します。
そこで教官のフレッチャーに才能を見出され、学内最高レベルの彼のバンドにメンバーとして迎えられます。
フレッチャーの完璧主義は、わずかなテンポやチューニングの狂いも許さず、ミスをした生徒に対して罵声を浴びせ、イスを投げつけたり、時には暴力も辞しません。
ニーマンも初日からフレッチャーの洗礼に合い、殴られ、メンバーの前で罵られてしまいます。
毎日の全体練習でも、少しのミスも怒鳴られ、他のメンバーに代われと言われ、プライドをずたずたにされてしまいます。

ニーマンは真面目で一途な性格もあり、フレッチャーに認めてもらうため、起きている時間のほとんどをドラムの練習にあてるようになります。
付き合っていた彼女にも練習の妨げになるという理由で別れてしまいます。
練習のし過ぎで、手には血豆がいくつもできて、それがつぶれ、まさに血だらけになりながら毎日練習を続けます。
そして、ある事件をきっかけにニーマンのたまりにたまったフラストレーションは爆発するのです。

鬼教官フレッチャーを演じているJ・K・シモンズの醸し出す雰囲気や風貌はまさにこの役にぴったりで、これ以上のキャスティングはないだろうと思えるくらいの仕上がりでした。
昨年、彼はこれでアカデミーの助演男優賞をとったそうです。
この映画の魅力の一つにシンプルさがあります。
回想シーンなどはなく、ほとんどがフレッチャーにしごかれるニーマンという内容が時系列で進んでいきます。
ラストの10分くらいは、このシーンのためにこの映画を作ったんじゃないかと思われるほどの緊迫感がありました。

楽器を演奏することとは? 人を指導するとはどういうことなのか? いろんなことを考えさせられた映画でした。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://soubbs.net/mt/mt-tb.cgi/194

コメントする

このブログ記事について

このページは、翻訳のACN スタッフブログが2016年3月16日 18:53に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「海外ドラマで学ぶ英語」です。

次のブログ記事は「腰痛 (backache) 」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。